都内でも有数の繁華街・池袋があることで知られている豊島区。都心でにぎやかなイメージが強い豊島区ですが、ファミリー層が住むには適しているのでしょうか?豊島区近辺で不動産を探している方にぜひ知っていただきたい、豊島区の住みやすさや子育て環境をご紹介します。
豊島区の住みやすさ【利便性・交通アクセス】
11路線が区内を巡る
池袋は、8路線が乗り入れるターミナル駅です。その他のエリアは、目白、大塚、巣鴨、駒込にJR山手線、要町・千川など西側のエリアは東京メトロ有楽町線、副都心線が通っています。さらに、椎名町や東長崎から練馬方面には西武池袋線が、北池袋から板橋方面へは東武東上線が走っているため、どの場所からでも都心にアクセスしやすいといえるでしょう。
その他にも、東京メトロ丸ノ内線や南北線、JR埼京線、湘南新宿ライン、都営地下鉄三田線、都電荒川線など計11路線が利用可能。特に、都電荒川線の3分の1は豊島区を走っており、豊島区内の移動に便利です。
埼玉方面へもアクセス良好
池袋は埼玉方面の玄関口といわれており、川口まで15分、大宮まで25分と埼玉エリアへのアクセスも良好。仕事などで埼玉によく行くという場合でも、便利ですね。
豊島区の子育てメリット【住環境】
家族でお出かけできるスポットが多い
池袋エリアにはさまざまな複合施設、映画館や水族館などのアミューズメント施設があります。子どもが楽しめる場所も多く、休日には家族でお出かけしやすいでしょう。
南池袋公園がリニューアル
公園のイメージがあまり持たれていない豊島区ですが、近年公園の整備を積極的に行っています。
特に南池袋公園は、2016年のリニューアル後キッズテラスや裸足で歩ける芝生エリアなどが設けられ、今では多くの人が集まる憩いの場です。レストランやカフェ、本屋などさまざまな施設があり、ヨガ教室やワークショップなども開催されているため幅広い層の方が楽しめます。子どもと一緒に遊べて、都心にいながらみどりと触れ合える南池袋公園は、豊島区に住む方であればきっと重宝するでしょう。
豊島区の子育てメリット【子育て支援】
待機児童がゼロ!
近年全国で問題視されている待機児童問題。豊島区はかつて「※消滅可能性都市」の1つでした。子育て環境の問題などから女性が激減するとされていましたが、現在では子育てしやすい街へ整備され、2017年~2018年には2年連続で待機児童ゼロを達成しています。その結果、若い子育て世代の人口も増加し、豊島区全体が子育てに適した街に成長しているのです。
※消滅可能性都市
2040年時点で20~39歳の女性人口が半減する自治体のこと
「ゆりかご・としま事業」で子育てをトータル支援
豊島区では子育て世帯を応援するために、ゆりかご・としま事業というプロジェクトが実施されています。妊娠中~出産・子育てと切れ目なく子育てをサポートするゆりかご・としま事業を進めることで、区民が安心して子育てできる街づくりを目指しています。
具体的には、妊娠中にはむくみ解消のための着圧ソックスや子ども用の食器がもらえたり、出産後には誕生祝いの品をもらえたりと、お母さんも子どもも喜ぶようなユニークなサポートが受けられます。
おわりに
繁華街の印象が強い豊島区ですが、近年子育てのしやすい環境が整ってきており、また家族で出かけられるスポットも多いため、ファミリー層にはおすすめのエリアといえます。交通アクセスも非常によく、仕事と子育ての両立においてもメリットが多いエリアでしょう。
(※2018年10月時点でリサーチした情報をご紹介しています)