多摩地域東部に位置する東久留米市は、閑静な住宅街が広がる都内でも有数のベッドタウンです。豊かな湧き水で知られ、美しい自然の中で子どもを育てたい方に最適なエリア。ここでは、東久留米市で不動産を探す際にチェックしておきたい、住みやすさや子育て環境などについてご紹介します。
東久留米市の住みやすさ【利便性・交通アクセス】
ターミナル駅まで乗り換え不要
西武池袋線を利用すれば、東久留米駅から池袋駅まで30分弱で到着するため、都心に勤めながら東久留米に家を構える方は多くいます。また、23区内だけでなく埼玉県内への通勤者も多く、双方から利便性の良いエリアであることが分かります。
バス利用も便利
東久留米駅から武蔵小金井駅まで、バスでおよそ30分。三鷹・吉祥寺エリアなどにもアクセスしやすいといえます。
東久留米市の子育てメリット【住環境】
都内で唯一「平成の名水100選」に選ばれた湧き水
東久留米の大きな魅力の1つに、「豊かな水源」があります。東久留米市の西側から流れる黒目川、そして中心部には落合川が流れていて、市全体にきれいな湧き水があふれる水環境は都内の他エリアにはない特徴です。地域住民や行政も東久留米市の水源を守るための活動を続けていて、その結果、都内唯一「平成の名水100選」に選ばれました。
子育てにはきれいな水が欠かせません。水は毎日飲むものだからこそ、清らかな水源がある東久留米は子育てにうれしい環境だといえるでしょう。
昔ながらの自然・文化に触れながら子育てができる
東久留米市には、昔ながらの自然や文化が残っています。その中でも、小山台遺跡公園は約5000年前の縄文時代の遺跡が見つかった、歴史を感じられる公園です。「小山緑地保全地域」に指定されていることもあり、豊かな緑地が広がっています。市内を見渡せる高台にあるため、夜になると美しい夜景が見られるスポットとしても有名です。また、竹林公園は新東京百景にも選ばれるほどの景観を誇る公園で、4,100平方メートルの広大な土地におよそ2,000本の竹が立派に伸びています。湧き水と竹林を利用してできた公園のため、夏場でも涼しく感じられ、澄んだ水のそばを散歩しているだけで都会の喧騒を忘れられるでしょう。
その他にも、東京都の指定文化財になっている新山遺跡や下里本邑遺跡公園など、日本の歴史を知る上で重要な場所が多くあり、東久留米市では古くからの文化に触れながら子育てができるのです。
東久留米市の子育てメリット【子育て支援】
子ども家庭支援センターを利用できる
東久留米市には子ども家庭支援センターが開設されていて、子育てに関する悩みをいつでも相談することができます。親だけでなく子ども自身も相談が可能で、子育て家庭を総合的にサポートしてくれます。
子育てサークル活動が活発
東久留米市では子育て世代が多く住んでいることもあり、音楽に合わせて体を動かす教育法・リトミックなど子育てサークルの活動が活発です。行政も、子育てサークルの立ち上げを支援しています。子育てサークルを通して子ども同士、また親同士がつながり、地域住民の結びつきが強まり、いざというときには助け合えるような環境ができるのです。
おわりに
池袋まで30分足らずで行ける東久留米市は、都会の喧騒からは離れているものの交通アクセスが良好で、かつ豊かな水源や古くからの文化遺跡などもあるなど、多くの魅力にあふれた街です。自然豊かで住みやすいエリアをお探しの方は、東久留米市を新しい住まいのエリア候補に入れてみてはいかがでしょうか。
(※2018年8月時点でリサーチした情報をご紹介しています)