23区の中でも、いわゆる「都心」からは少し離れたところにある練馬区。不動産を探す際に気になるのが交通アクセスなどの住みやすさや、公園や保育園の有無などの子育て環境です。ここでは、練馬区で不動産を探す際に参考にしたい、練馬区の基本情報をお伝えします。
練馬区の住みやすさ【利便性・交通アクセス】
池袋・新宿などへ好アクセス
練馬区内には、都営大江戸線/東京メトロ有楽町線・副都心線/西武新宿線・池袋線/東武東上線の計6路線が乗り入れています。1つの駅で全路線が使えるわけではありませんが、練馬区の中心エリアにある練馬駅と豊島園駅では、都営大江戸線と西武池袋線の2路線が利用でき、池袋まで9分、新宿まで17分と都心へのアクセスはかなり良好です。
また、光が丘駅は都営大江戸線の始発・終着駅のため、行きは座って乗車できる可能性が高く、帰りは乗り過ごしなどの心配がありません。
どの駅でも買い物がしやすい
練馬駅前には商店街やスーパー、飲食店やドラッグストアなどが充実していて、駅直結のスーパーも2つあるため、日常的な買い物に困ることはありません。さらに、大泉学園駅前・光が丘駅前には大きな商業施設があり非常に便利です。
練馬区の子育てメリット【住環境】
みどりの多い環境で子育てができる
練馬区は、23区の中でみどりの多さがトップクラスのエリア。特に練馬区西側は農地が多く、自然豊かなエリアが広がっています。子どもを自然に触れ合わせながら、のびのびと子育てができるでしょう。
広々とした公園で子どもとゆっくり過ごせる
さらに練馬区は、みどりの多さと関連して、公園の数も23区の中でトップです。中でも、練馬区最大の公園が光が丘公園。光が丘駅から並木道で直接つながっていて、広大な芝生やバーベキュースペース、テニスコートなどがあり、噴水広場は子どもの遊び場として大人気です。春には桜が美しく咲き誇り、秋には並木道のいちょうが黄金色に輝きます。
また、石神井駅から徒歩7分ほどにある石神井公園も練馬区を代表する公園です。石神井公園には石神井池、三宝寺池の2つの池があります。石神井池周辺は道路が整備されているためウォーキングやジョギングを楽しめますし、豊かな自然が残る三宝寺池周辺では、澄んだ空気を吸いながら自然観察や散歩ができます。
練馬区の子育てメリット【子育て支援】
保育園等の定員枠を拡大
子育て世代に人気の練馬区では、保育園の申請者が多いことから、待機児童対策にも力を入れています。5年間で定員枠を47%拡大し、年々申請者は増え続けているのに対し、待機児童数は確実に減少しているという状況です。
ただし、定員が余っている保育園が近くにないなどエリアの問題で、実際には80人ほどの待機児童がいるのが現状です。練馬区では、そのような「需給のミスマッチ」の改善にも積極的に取り組んでいます。子どもを保育園に通わせることを想定している場合は、住みたいエリアの保育園が定員オーバーしていないかを事前に調べておくと安心でしょう。
子育てスタート応援券などのサポートがある
練馬区では子育て支援を積極的に行っています。特に、1歳未満の子どもがいる場合は「子育てスタート応援券」が無料でもらえ、家事や育児のサポートをしてくれるなど充実したシステムが整っています。
おわりに
都心へのアクセスが良好で自然豊かな練馬区。大きな公園があることで子どもの遊び場にも困りませんし、子育て制度も充実しているため、住みやすさや子育て環境は抜群だといえるでしょう。子育てに適した不動産をお探しの場合は、練馬区を候補エリアに入れてみてはいかがでしょうか?
(※2018年8月時点でリサーチした情報をご紹介しています)